最近のデジタルカメラ業界では「ミラーレス一眼レフカメラ」が主流になりつつあります。そんな中でより大きなサイズのセンサーを搭載した「フルサイズミラーレスカメラ」が各メーカーから発売されており市場が盛り上がっています。
画質が良く暗所での撮影に強いとされているフルサイズカメラではありますが、値段もお高めなものが多いです。
今回は高性能だけど価格は安く済ませたい、そう考える人に向けて「Canon EOS R」をオススメするとともに、何故、高コスパカメラと言えるのかを解説していきたいと思います。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
今現在、出ている主なフルサイズミラーレス機
長年、SONYがシェアを独占していたフルサイズミラーレスの市場。そこに後発で参入してきたがNikonとCanonです。
現在は一眼レフからミラーを持たないミラーレス一眼が主流となってきて各メーカーから様々な機種が発売されています。そのラインナップの例は以下の通りです。
Canon
EOS Rシリーズ…R3 R5 R6 R RP
SONY
αシリーズ…α7 α9 α1などそれぞれの番号シリーズにRやSなど色々な派生タイプが存在しここでは書き切れないため割愛します。
Nikon
Zシリーズ…Z9 Z7Ⅱ Z6Ⅱなど
EOS Rの良い点

数あるカメラの中で僕はCanon EOS Rを選びました。購入するに当たって決め手となった良いポイントを紹介していきたいと思います。
3030万画素の絶妙な画素数

画素数は3030万画素で高精細です。ただ上位機種のR5では約4500万画素と言うEOSシリーズ史上最高の画素数を誇るカメラや他メーカにもより高画素数モデルがあります。
画素数は多ければ多いほど高精細になりますが、Web上で表示する等の目的で写真を撮るのであればこの画素数で必要十分となってきます。
画素数が高いカメラはWeb以外にポスターなどの大きな印刷物に載せるようなプロ仕様のものが多いため僕にはこのくらいの画素数が丁度良いなと思いました。
バリアングル液晶による撮影スタイルの拡大

背面の液晶はカメラの左側に開いて上向き、下向き、自撮り用に前面に向かせることが出来るため撮影の幅が広がります。特にハイアングルやローアングルといった日常では見る事が出来ない景色を撮ることが出来るところもポイントです。

背面液晶が綺麗
写真を撮った後で確認するときにモニターに映る写真が綺麗だとテンションが上がります。これは意外と重要なポイントで写真を撮るモチベーションのアップにも繋がりますし他の人に写真を見せる時にも綺麗なものを見せる事が出来ます。
パソコンに取り込んで現像するまでどんな写真になっているのかイメージが湧かないと不安になる事がありますがその不安を少し和らげてくれます。
ボタンカスタマイズで自分好みの設定にできる

シャッタースピードやF値、ISO感度をはじめ様々な機能を好きなボタンに割り当てる事が出来ます。自分流のカスタマイズでより使いやすくする事が出来ます。

背面のボタンだけではなく動画の録画ボタン、さらにはゴミ箱ボタンにも機能を割り当てられるため自分の起こしたいアクションに素早く映ることが出来ます。
バッテリー持ちが良い

EOS RはLP-E6Nというバッテリーに対応していましたが、ソフトウェアのバージョンアップによってLP-E6NHというバッテリーに対応しました。
旧タイプのE6Nと比べてバッテリー容量が1,865mAhから2,130mAhに約14%容量アップしたことによりより長く撮影することが可能になりました。僕はE6NHをメインとして使ってE6Nを予備バッテリーとして備えています。
EOS Rが高コスパな理由
沢山の良い機能があるが価格が安い
2022.2月現在、ボディ価格は中古市場で15万円台のものが多くなってきています。必要十分すぎる性能と3030万画素の高画質を備えてこの価格だと安い部類に入ると思います。プロの使うハイエンドカメラですと30万オーバーの物が普通の世界になって来ますので、初めてのフルサイズ機を買いたいと思っている方には最適なカメラだと思います。
同じCanonではRよりも軽量でコンパクトなRPというフルサイズ機がありますが全体的なスペック等でRより劣っています。RPは新品価格でも10万円台で買えてしまうということで安さ重視で選ぶ人にとってはRPの方が最適なカメラと言えるでしょう。
RとRPの比較と僕がRを選んだ理由の記事は別の記事で紹介していきたいと思います。
ボディの作りが良い

ボディはしっかりと作り込まれていて剛性が高い印象です。グリップも握りやすくボタンのカスタマイズとの組み合わせによりとても操作しやすいカメラになっています。
手に取って触った時に「これは良いものだな」と感じられる作りのためユーザーの所有欲を満たしてくれることでしょう。
マウントアダプターでEFレンズが使える
Canonの一眼レフEFシリーズからRシリーズに移行する時に気になるのがレンズマウントです。Rシリーズは新たにRFマウントというレンズマウントを採用しています。
レンズマウントアダプターを使うことでEFユーザーだった方でも今持っているレンズをRシリーズのカメラに装着することができレンズ資産を活かす事が出来ます。
EOS Rを買って良かった

現状、僕の撮影用途は
- ブログ用写真の撮影
- 旅行先でのスナップ撮影
主にこの2つになっています。写真で生計を立てていく訳ではありませんのでカメラ性能と価格面を見てEOS Rは買って良かったカメラと言えます。
今回の記事での写真はiPhone12での撮影がメインとなっていますが、今後のブログの写真はEOS Rの写真をメインで使っていきたいと思います。
今後、使っていく中で気づいたことや不満点、買い足したアクセサリーなど追記していくことが増えてくると思うのでまた記事にして皆さんにお伝えしていきます。
このカメラは初めてのフルサイズカメラとして選んで間違いのないカメラです。